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ロータス兵庫支部「すべての人脈生かそう」
西村支部長が会員拡充を要請
 全日本ロータス同友会兵庫県支部は5月24日、有馬グランドホテルで総会を開き、役員改選を迎え、西村潤二支部長((株)西村モータース)を再任した。副支部長は前川喜洋((株)相生モータース)販売事業部長、城貴博(東城自動車工業(株))運営委員長、小國豊秀(アボシ自動車)経営教育委員長、会計に川崎武人((有)大池自動車)の各氏。地区長は姫路が大西和民、但馬が田中宏典、阪神が玉田誠、丹波が池上秀男の各氏に。

 西村支部長は「新型インフルエンザで震災以来の異常な事態を体感している。本日は来賓や提携販社に気遣わせないよう出席を取りやめていただいた(ので決起大会などや懇親会を中止した)。皆さんも手洗いやうがいなど予防に努めよう」と述べたあと「自動車業界始まって以来の不況の中、より一層気を引き締め運営に取り組みたい。昨年度最大の目標である優績支部が獲得できた。近畿は4期連続となる」。また「同友拡充はすべての人脈を生かしてほしい」と要請した。新入会の(株)小林モータースを紹介した。

 河合光一氏を議長に全議案原案通り可決。今年度支部基本方針は「基本活動の徹底」。昨期にふそうとの提携が終わり、今期から積立保険種目がなくなり全10種目となる。質疑と回答で「損保会社との連携による研修充実」を再確認。また、参加機会増へ委員会委員を増員。インターネットの使いこなしを要求した。年間支部表彰は、最優績賞に中央自動車工業(株)、優績賞に(株)出石モータースと中谷自動車(株)、敢闘賞に(株)岡本モータースと西村モータースが輝いた。出石モータースは11種目完全達成、岡本モータースはあと1種目まで迫った。最優績賞の福原良介社長は「2月に一斉社員研修を行った際、社員から『うちの強みは信頼できる仲間と仕事ができること』と言われ嬉しかった。厳しい中だが和を以ってやっていきたい」。

 年間実績は、前年度を上回った種目もあり(カッコ内は前年度比)▽三菱1107台(81・9%)▽スズキ1116台(88・4%)▽タイヤ3億2070万1千円(99・7%)▽保険一般17億2003万円(89・9%)▽保険積立1億8424万94千円(70・6%)▽オイル5753万3千円(113・4%)▽電装1億7520万9千円(104・4%)▽ローン9億5639万2千円(85・4%)▽カード1353件(84・8%)▽JAF474件(69・4%)▽USC1494万2千円(102%)。