自動車ニュース
教えて「リサイクルおじさん」登場―ワールドパーツ
 自動車のリサイクルの重要性を知ってもらおうと、ワールドパーツは兵庫教育大学付属小学校5年生3クラスを対象に体験学習を実施。車のリサイクルの流れ、CO2の削減、中古部品が出来るまでを中古部品の展示を含め、リサイクルおじさんに扮し、説明した。

 同社の横山和夫会長は国内の自動車の保有台数は7500万台、廃車500万台という現状を踏まえて、自動車解体に取り組んでいる同社の工場見学やリサイクルに関わる授業を通じて、リサイクルの現状を社会にPRしている。

 事前にELV機構のリサイクルビデオを見て学習していた児童らは、「解体費用はだれが払うの?」、「放置車両はどのように処理されてその費用はだれが払うの?」と質問、中古部品では「買ったエンジンがダメな特にはどう対応するのか」、「売れない場合の部品はどうなるのか?」など、一般のユーザと同じ目線での質問が数多くあり、横山会長は驚いたという。

 今後、同社は来店型店舗展開が進む中、行政、学校、事業所を対象にリサイクルの流れ、中古部品の活用、啓蒙地域で積極的に取り組んでいく考え。