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パキスタン市場に新規参入、三菱ふそうトラック・バス
 三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、パキスタン市場に新規参入することを発表した。小型トラック「キャンター」(車両総重量6.5トン―7.2トン)、と大型トラック「スーパーグレート」(車両総重量 28トン)の2車種を投入する。現地のマスターモーター社がKD生産し、同社のカラチを拠点に、ネットワークを通じて包括的な販売・サービスを提供する。

 パキスタン市場は、BRICsに次いで著しい経済成長が予想されている11ヵ国の新興経済発展国の中の一つ。この他はエジプト、インドネシア、イラン、大韓民国、フィリピン、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、トルコ、ベトナム、バングラデシュなどの国。MFTBCは既にこの11ヵ国中9ヵ国に参入しており、2009年には国内メーカーの中で約40%のシェアを獲得している。

 MFTBCカイ ウーヴェ・ザイデンフース海外販売本部長は、「パキスタン市場および南アジア地域全体で、経済が発展する可能性は非常に大きいと思います。高品質で効率の高い商品は、現地で予想される成長を強力にサポートできると確信しています。当社は今後ともネクスト11も含めた潜在性の高い市場における地位を拡大することに注力していきます」と述べた。

 MFTBCは、2010年、海外市場で25の商品を19カ国で投入、約150カ国で販売を展開している。