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【年頭所感】兵庫県交通共済共同組合 理事長 森川武夫 (1/2)
新年明けましておめでとうございます。

 組合員の皆様には、お健やかに新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げますとともに、平素からの組合事業の運営に格段のご支援・ご協力を賜りまして心から厚くお礼申し上げます。

 昨年を顧みますと、2008年秋以降の世界同時不況を契機にデフレ経済の進行による急激な経済の冷え込み、ドル安による円高、株安の影響を受け厳しい経済情勢が続いた1年でした。

 トラック運送業界についても、荷動きの落込み、燃料価格の高止まり、運賃値下げ圧力の強まりに加え、安全と環境対策が強く求められているなど、運送事業経営は非常に厳しい情勢が続くものと思われます。

 我がトラック交通共済の損保業界にあっては、3メガ体制に収斂されつつあり、損保との厳しい競争が続くものと思います。

 このような厳しい環境の中で、当共済は、組合員の事業にとって必要不可欠な存在となるよう、「組合員サービス」を強力に推進して各業務に取り組み、中でも「交通事故防止」と「事故処理」の2点について組合員の満足が得られるよう事務局役職員一同とともに知恵を絞ってまいります。