自動車ニュース
【年頭所感】兵庫県交通共済共同組合 理事長 森川武夫 (2/2)
 ・ 事故防止対策については、ドライブレコーダー・バックアイカメラなどの購入補助を継続して実施するほか、事故防止セミナーの開催、特別指導講習、個別安全講習会等を開催し事故防止活動に努めてまいります。

 ・ 事故処理は、最良の組合員サービスであり初期対応と経過管理を徹底し、組合員の理解と満足の得られる解決を目指して更なる努力に努めます。

 次に、平成22年11月末の契約車両数につきましては、組合員皆様のご支援ご協力によりまして期首に比べ対人(+337台)・搭傷(+57台)・対物(+357台)・車両(+64台)及び自賠責(+106台)の5種目とも増加することが出来ました。

 しかしながら、11月末の事故受理状況は、前年同期に比べ死亡7名(+5名)・対人傷害(+21件+29名)・搭傷(+2件+3名)・対物(+123件)・車両(+36件)といずれも大幅に増加しており憂慮すべき状況であります。近年、冬季において重大事故が集中して発生する傾向が続いておりますので、組合員の皆様方のさらなるご努力をお願いする次第であります。

 当共済は、昭和46年7月に交通事故の損害賠償を運送事業者が「相互扶助」の精神の基に発足して40目を迎えました。この間、共済運営は苦しい時期もありましたが順調に育ってきました。これも組合員皆様の深いご理解とご支援の賜と感謝申し上げます。

 トラック運送業界は、本年も厳しい経営環境が続くと思われますが、当組合は、組合員皆様に「安心と信頼される共済」を目指して事務局役職員一同邁進してまいりますので、諸活動に格別のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 年頭にあたりまして、組合員各位のご繁栄とご発展を心からご祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。