自動車ニュース
【年頭所感】兵庫県自動車販売店協会 会長 四宮陸男 (2/2)
 特に、税制改正では、政府税制調査会において、総務省が目指す「環境自動車税」について、11年度税制改正大綱では結論が見送られたところですが、引き続き、自動車関係諸税の簡素化・負担軽減について、諸要請活動を強めていく必要があると考えております。

 このような政治・経済が混沌としている状況の中、当支部といたしましては、自動車販売業界の課題でありますディーラーの経営体質改善の推進をはじめ、企業倫理意識とコンプライアンスの徹底及び公正競争規約の遵守・徹底等に積極的に取り組んで参ります。これらに加えて、引き続き、交通安全活動の一環としての救急救命士講習会、支部独自の自動車の登録実務に係わる新入社員研修会等を開催するとともに、各種専門部会の充実・強化、地区拠点長会議の活性化を図って参ります。

 代行センター事業においては、OSS申請の利用促進として、OSS代行センターシステム(兵庫方式)による登録平準化の推進、他府県登録への活用等、OSSメリットを効果的に活用し、本年にはOSS申請が新車登録の主流となるよう業務体制をシフト変更し、円滑な運用に向けた取り組みを強化して参ります。

 国民的重要課題であります環境対策、交通安全対策、消費者対策等につきましても、引き続き、関係各省庁のご指導の下、自動車関連団体との連携を図り積極的に取り組んで参る所存であります。

 本年も皆様方にとりまして幸多き年となりますようご祈念申し上げます。