自動車ニュース
コンテンツプロバイダの活用で活路―京阪バス田中均社長
 コンテンツプロバイダの検索システムを利用することで、利用者にバス情報を簡単に入手できるようサービスの向上に努めている京阪バスの田中均社長にお話しを伺った。
 
 コンテンツプロバイダの導入に力を注いでいるとお聞きしました。
 ―当社ではウェブでの時刻表検索のシステムが立ち遅れていましたが、平成14年からコンテンツプロバイダへの情報(平成14年2月に(株)駅探、平成17年に駅すぱあと、平成22年に乗換案内ジョルダン7(株)・(株)ナビタイムジャパン)の提供を始めました。

 ―導入を検討した経緯について教えて下さい。
 現状では各バス事業者のホームページ等にアクセスし確認しないと、路線やダイヤ等の情報を入手することができない為、利用者が他のバス事業者の情報と鉄道事業者との乗継を調べようとするときには複数のWebサイトを見なければならず、必ずしも利便性が高いとは言えませんでした。
結果として公共交通利用の断念とマイカーへの需要流出につながる可能性もあると考えており、一つのWebサイト上で情報提供をすることの重要性を認識しております。