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【特集】アルコールチェッカー導入事例―和光運輸(パイアール) (2/2)
【導入となった最終決め手】
 iPhone使用によるパソコンでの一元管理で手間いらず。本人の映像付きですり替わりが皆無。


【希望する改善点】
 送信スイッチの位置をもう少し上に作って欲しい。その他は気になる改善点はありません。


【導入方法】
 導入費用は1万8000円で、検知器とソフトが付いてきます。iPhone
は法人契約にすると機種代が無料になり、またパケット通信料も運行管理にとられる手間を考えると、購入にさほど抵抗はありませんでした。パソコンとスマートフォンへのソフトのダウンロード方法はいたって簡
単です。少しパソコンが出来る程度の方なら購入時に送られてくる手びきにそって1台1時間程度で設定が完了します。


【メンテナンス】
 1年に1回の検知器の交換だけで1万円かかるのみです。


【驚いた点】
 スマートフォンはゲームが出来る程度のおもちゃだという感覚でした。スマートフォンのカメラは、一般的なテレビ電話のカメラより顔色が鮮明に確認できることに驚きました。


【可能となったこと】
 アルキラーでアルコールチェックを、レコダでドライバーの走行状況の確認が行えるようになったこと以上に、本社にいながら他府県営業所の全ドライバーの顔を毎日オンタイムで見ることが可能となったことに喜んでいます。担当の運行管理者は毎日の対面点呼で顔を合わせていますが、映像とはいえ本社にいながら地方の営業所に勤務する全ドライバーの顔を毎日見られることはとても大切なことだと考えています。
 


 GPS機能がついているのでいつ・どこで・だれが行ったか一目瞭然です。ま
た、高速道路状況の混み具合など仕事に使えるアプリが豊富です。これまでいちいち運行管理者が確認し伝えなければならなかった道路状況をドライバーが確認するようになり、手間が省けました。会社側がアプリをまだまだ使いこなせていない状況です。今後もっと運行管理に有効なアプリが
出ることを期待します。


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