自動車ニュース
協会費 理事辞任は当面見合わせへ―兵協理事会 (2/2)
 1月の兵タ協理事会の中で松本会長が昨年12月に「特定事業計画の減車問題について行政に委ねる」と発言したことを自ら撤回し、「事業計画については、3月末まで新たに取り組む」との考え方を示したことで、兵協側の一部の理事が呼びかけていた協会費未払いと理事辞任は当面見合わせ、松本会長に努力要請を行うことを決めた。

 一方、未だ兵タ協側に対する不満の声も根強くあり、24日の理事会でも松本会長の発言のぶれを批判する意見が出たという。

 出席した理事の中から、「会費を払わないで、別の団体を作ったら」、「大手は減車をしていない」、「組合員から協会のあり方とぶれに対する不満の声が相次いでいる」、「郡部には手厚くしている」、「今のようなリーダーシップなら路頭に迷う」、「大手は10%で中小は15%でどうなっているのか」という意見などが出たという。

 松本会長に対する不平は未だ兵協内にくすぶっているが、協会は内部改革を実施する考えを示しており、1年内は様子見の状況が続きそうだ。