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経営と技術を勉強  藤原大・加古川支部長
 兵整振加古川支部の藤原大支部長(67歳)は10歳上の兄から(株)藤原自動車工業所を引き継いだ2代目。「小学生の頃から音楽好き」で、24歳から始めた詩吟は40年以上ものベテランだ。

 抱負は「なんとか無事に2年間務めたい」と述べたあと「専業者は現状のままではジリ貧。経営の勉強と技術向上に取り組み、ディーラーに太刀打ちできるまでは行かなくても、お客さんが、特に女性が入りやすい店づくり、心構え、接客応対が必要だ。ビジネスマナーは1回受ければ良いものではないので繰り返し開講したい」。また「加古川はディーラーと仲が良い。敵対しても仕方ない。話し合えば心が通じるので、さらに参加してもらいやすい懇談の場づくりにも努めたい」。

 同社は環境貢献で「今年度中にも環境に優しい事業場を目指し、次いでエコアクション21を取得したい」。2月のメーン展示会、今年は6‐7日に実施した6月の展示会、10月の大感謝祭と年3回の自社イベントのほか、昨年から支部による加古川ツーデーマーチ奉仕を同社前でも行っており、頼まれて贈った写真への女子中学生からの礼状を、本当に嬉しそうに見せた。

 お客さまから信頼を得るために「当社はすべてのお客さんに作業した者が必ず説明するようにしている。納車7〜10日後のアフターコールも100%を心掛けている。毎月第4土曜日には、周辺道路のゴミ拾いをしています」。