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初の試み―MK西日本ドライビングコンテスト (2/2)
 同コンテストの目的はMKの乗務員が運転技術を競い、一層の知識と技術の向上、乗務員同士の切磋琢磨の場を提供することにある。
 
 3日の本選は筆記と実技の2部構成で個人戦(40人)と団体戦(15人)に分かれ、減点方式で実施。55人が参加し、試験に臨んだ。
 
 実技試験の運転技能を視る項目では技能コース(個人・団体)港湾職業訓
練所と路上コース(ポートアイランド内)に分かれ、日ごろから磨いてきた技術を競った。
 
 技能コースの技能試験でS字カーブと縦列列車、左折時確認・幅寄せとクランクなどの試験項目を用意し参加者が挑戦。当初、好調な出足で進みながらも脱輪やポールへ接触するなどし、検定中止となる挑戦者も続出した。
 
 競技の結果、個人戦はそれぞれ大阪本社の吉田忠史さん(1位)、澤本裕司さん(2位)、前平慎治さん(3位)が入賞。団体戦は神戸本社の赤松典和さん、近藤久志さん、品川和敏さんが優勝し、大喜びの様子で記念写真を撮影した。(続く)