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やはり説明が大切  咲山周一・神戸東支部長
 兵整振神戸東支部の咲山周一支部長は7月6日に62歳を迎えた(有)エイワ自動車の初代。抱負を聞くと「次へ引き継ぐため精一杯がんばる」と言ったあと「神戸東支部会員のレベルアップを図りたい。ハイブリッドや電気自動車への対応、ディーラーと専業者の相互向上」と共に「身なりなど含めた接客応対、点検整備など基本の徹底と向上」を強調し、さらに「リユースバッテリーなど環境への貢献と、それを神戸市など業界内外へ周知したい」。

 趣味はテニスで「毎週レッスンに行っている。もう17〜18年になる」。1男1女は異業種ということもあって「後継者は社員の中から出てほしいと、毎朝、いかにお客さんを大事にするかなどのテーマで3分間スピーチを行っている。しゃべり慣れれば説明も苦にならなくなるからだ」。

 信頼を得るためには「やっぱり説明だと思う。対話がないと信頼も生まれない。細かい要望まで聞くように努め、事故や故障時には最優先して対応する。選択肢を与えることも心掛けています」「お客さんに車と関連商品に関した安全を提供することが社会貢献であり、トータルに任せていただける人がどれだけ増えたかが自分に対する評価だと思っています。お客さんの廃業や高齢に伴って車を手放す方もおられるので、前年度比プラスの目標を立てており、そのためには、いろんな知識を高めないと達成できない」。