自動車ニュース
お客さんと仲良く 藤原茂夫・北播支部長
 兵整振北播支部の藤原茂夫支部長(66歳)は「何より交通安全に貢献したい。かつて175号新線沿いに標識ポールを立てたり、前期は救命訓練に用いるAEDや訓練用人形を寄贈したように、我々が最もすべき地域貢献は交通安全関係だと思う。小野ブロックが行っている市役所車両点検を支部全域に広めたい」。

 実父が商店街内で自転車商会を営んでいたが、茂夫氏は「ちょうど社会人野球を開始した神戸マツダに、野球をするため友人が就職するので、一緒についていった」と修業し、現在地で昭和44年、四輪で藤原輪業を創業した。「結局はこの業界と縁があったのだと思う」。その実父は「よく飲み、迎えに行かされていたので私は飲めない」。

 信頼を得るため「お客さんの飼い犬とも親しくなるくらい仲良くやっていくこと」を心掛けている。趣味で同業者と家島へ年2回は魚釣りに行った時も「成果をお客さんに配っています」。

 また「とにかく運転するのが好き」で、今年のゴールデンウイークも「知らない土地の知らない道を走りたい」と、青森まで走って行った。それも一人で。「観光地に行きたいからではなく、とにかく走っているだけなので奥さんは嫌がる」ため、夫人との旅行はツアーで行く。息子さんは3人とも県下にはいるが、異業種に勤めている。「会員の半数は田んぼを持ち、事業所も自分の土地建物。その分のんびりかな」。