自動車ニュース
JAF 震災被災地にロードサービス特別支援隊を派遣
JAF(社団法人日本自動車連盟、会長田中節夫)は、3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、「JAFロードサービス特別支援隊」を編成し、被災地へ派遣することを決定いたしました。3月18日から現地での活動を開始する予定です。

JAFでは、こうした非常時に備え、被災地での特殊作業に従事する特別支援隊員を全国で112名任命しており、大規模災害を想定した訓練を行ってきました。今回はこうした隊員の中から、中部本部、関西本部および東北本部(秋田・山形支部)の隊員計24名を選抜し、12台のロードサービス車両とともに岩手県・宮城県へ派遣し被災地域の救援活動にあたります。

関西本部管内の各支部からは、大阪、兵庫各3名、京都、滋賀、奈良、和歌山各1名の合計10名の支援隊員を派遣しました。

被災地では、被害に遭われた皆さまの依頼による救援作業および、自治体等の災害対策本部の要請に応じて、緊急車両の通行路を確保するための被災車両等の撤去をする道路啓開活動を行います。さらに、被害に
遭われた皆さまが所有する車の無料点検サービスも行う予定です。

また、この度の災害が「激甚災害」に指定されたことにより、被災地域での地震または津波に起因する故障・トラブルに対する救援作業に係る料金は無料とすることにいたしました。(ただし、部品・油脂・燃料代については実費をいただきます。)

JAFは今後も、被災地の皆さまの安全確保と被災地域の復旧活動が円滑に進むよう支援してまいります。