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スキャンツールの普及促進策を創設ー日整連  (2/2)
また、「スキャンツール基本研修」、「スキャンツール応用研修」を創設し基本研修ではスキャンツール未経験者らを対象に基本的な知識・技能の習得を中心に学び、応用研修では基本研修修了者を対象に経験が必要な診断内容やJーOBD2の排気系などの新技術も対象に習得を目指す。

 スキャンツールの導入や促進策の後押しをするため日整連ではスキャンツール研修修了者と汎用スキャンツールの保有を条件に技術認定制度を創設する方針だ。

 さらに、日整連では「整備における故障(整備)診断に関する検討会」を設置しこれまで無かった作業点数の設定などを検討してきた。今後は、ユーザーへの認知を高め有効性を認識してもらうことが鍵となりそうだ。

 地方の自動車整備振興会では保有している貸出用のスキャンツールの追加やFAINESとの連携なども今後の検討課題となりそうだ。