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兵庫県内のEV充電スポットの充実を
 兵庫県自動車整備振興会の姫路事務所内に新たに設置された電気自動車の充電エコステーションが注目を集めている。

 佐用自動車(株)代表取締役の小林義昭氏の協力によるもので、同エコステーションは100Vのコンセントで姫路市郊外ということもあり、一般利用のユーザーを始め、車検の際にバッテリーの切れたEV車に対応できるようにするなど用途も幅広い。

 兵庫県内ではEV用の充電スポットは神奈川県などに比べるとまだまだ少ないのが現状で、充電スポットの無い空白地も存在している。日産のディーラーや小林氏が代表を務める(株)エコステーションジャパンが展開しているエコステーションが普及に一役かっている。 

 また、国交省と経産省では充電サービス事業についてガイドブックを作成し普及を後押ししている。ガソリンスタンドやコンビニなどの敷地内でEVに充電するサービスを提供する際、電気事業法の事業規制対象外となり課金が可能と判断されている。これにより、使用電力量ごとの課金や、充電時間、回数、駐車料金への上乗せなどの課金方式が認められている。

 しかし、ニーズの高い急速充電器は約300〜400万と高額で設置箇所も少ないのが現状だ。