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コンバートEVを次々と制作 京都コンバートEVWG
 京都コンバートEV ワーキンググループの幹事を務める常陸オート(株)は、2台目となるコンバートEVの制作に取り組んでいる。2月26日にはテレビ局が取材に来るなか、エンジンの取り外しからモーターやバッテリーの取り付けまでの組み上げを行った。

 当日は兵庫県からも自動車関連の事業者が見学に訪れ熱心に意見交換を行った。意見交換の中で、尼崎でコンバートEVを作成する電気自動車製作プロジェクトに加藤弘行・常陸オート(株)取締役と見学に来ていた兵庫県初の改造EVの車検を取得した瀬川成治・神戸電気自動車代表が技術アドバイザーに就くことが決まった。

今回作成した改造EVは3月中に車検を取得する予定。ベース車両はマイティーボーイを使用しマリン用のディープサイクルバッテリーを8個搭載している。

また、京都コンバートEVワーキングでは2月16日、第4回目の会議を開き寺田商事で制作する予定の車両のミッション部分を分解しモーターの搭載図面などを制作に入った。

幹事を務める常陸オートでも2台目を作成に取り掛かっている。ワーキングのメンバーの須河車体でも近くトラック車両のコンバートEVを計画するなど改造EVの制作を矢継ぎ早に実行している。