自動車ニュース
【取材現場からの声】 ユーザー車検にもっと危機感を (2/2)
 個人的にこの問題について国土交通省の整備課長とお話をする機会があり問いかけたが、『この法律はもとには戻せない』との返答だった。

 しかし、何らかの方法でこの問題は解消できないかとは考えていると聞いた。

 私は何らかの方法で無資格の代行車検というものがなくならないかと願っています」、「点検教室を通じたユーザーへの点検整備の啓蒙だけではなく、会員自らが点検整備実施率向上に方策を探っていくべきだ」、「かつて検査は専業者の専売特許だった。今は非専業者の用品販売店やSSなどが検査台数を増やしてきている。

 目の前のお客様をどうしても守って頂きたい。

 会社の体力が弱ったら社会貢献活動など何もできなくなる。『良い店は客を裏切らない。良い客は店をかえない』をモットーにしたい」と訴えた。(松本浩兵整振副会長、兵整振支部長連絡会議の席上で)