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ガソリン供給 徐々に回復へ―塩釜港に石油タンカー入港
 国土交通省は名古屋港(愛知県)から仙台塩釜港(宮城県)へ向け、燃料油を載せて航行していた内航油送船鶴宏丸(2050kl 運航会社:旭タンカー(株))が3月21日に仙台塩釜港へ入港したと発表した。
 
 東北地方太平洋沖地震の影響で東北地方や首都圏などで燃料不足が続いているが、稼働を停止していた東日本最大の製油所、東燃ゼネラル石油川崎工場が稼働を再開し、京浜臨海部の製油所の機能が回復する方向へと向かっていることで、供給力不足も徐々に解消される見込み。同工場からも被災地へ向け、ガソリンと灯油を千キロリットルずつ積んだタンクローリーが出港した。