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【地震関連】車両火災の恐れも―東北地方太平洋沖地震
 3月11日に三陸沖で発生した東北地方太平洋沖地震による大津波で沿岸部が壊滅的な被害を受け、多くの車が海水に流された。

 海水は電気を通す性質を持っており、海水により浸水・冠水した場合に、電気系統のショートにより火災が発生するおそれもある。キースイッチが切れていたとしても、バッテリーが接続されているため、常に電流が流れる状態にある。そのため、海水が引いた後でも、電気系統の腐食が進み、電気配線がショートすることにより自然発火を起こす。場合によっては、車両火災につながる恐れもある為、被災地に放置されている車に近づく際は注意を要する。