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【地震関連】壊滅的な被害(タクシー)宮城
 三陸沖で発生した東北地方太平洋沖地震で壊滅的な被害を受けた沿岸部。宮城県タクシー協会によると、気仙沼市、南三陸町、女川町、石巻市、東松島市、多賀城市、仙台市、名取市、岩沼市、亘理郡が大津波により甚大な被害を受けたが、既に沿岸部の支部、営業所との連絡を済ませ、被害状況などを確認している最中だという。
 
 同協会の男性によると、「大津波は海岸から約3キロ離れた仙台東部道路まで押し寄せ、想定の範囲を超えていた。被災地では被災した住民が病院に通院する場合や安否確認に向かう際にタクシーが利用されている」と状況を話している。

 国土交通省によると、宮城県内のタクシー210社、4100台のうち約50社、800台強が津波の被害に遭ったという。