自動車ニュース
332名が入学― トヨタ神戸自動車大学校 (2/2)
 平成23年度の入学式で新美篤志理事長(トヨタ自動車取締役副社長)は「自動車産業は世界の産業を支える産業です。自動車のアフターサービスを支えるのは国家資格を持った自動車整備士です。技術が高度化する中、その役割の必要性が高まっています。ハイブリットなどの技術に対応でき、お客様の信頼を得ることのできる人材育成にも取り組んでいます。今日から皆さんはトヨタの一員です。その誇りを持って勉学に励んでください」とあいさつした。

大塚生介校長は「トヨタ神戸自動車大学校は国内有数の教材・教員を備えたサービスエンジニアの大学校です。桜満開の当学校に迎えることが出来たことを心よりお喜び申し上げます。
知識だけではなく、お客様に信頼されること、人から信頼されることを学んでいただきたい。職業人として当たり前のことが当たり前のようにできるように日々励んでいただきたい。 
入学に当たり強くお願いしたいことは勉強、あいさつなど基礎知識を卒業するまでにしっかり身につけていただくことです。挨拶をすることは特に真剣に取り組んでいただきたい。あいさつし、遅刻せずに出席することを続ければ、必ず成果にでることと思います」と祝辞を述べた。


青木克光トヨタ自動車人材育成室室長はお客様から届いた手紙を紹介しながら「先輩エンジニアがこれまで日進月歩で技術力を磨かれていることに加え、お客様への対応に親身に対応することで、トヨタ自動車はお客様の信頼を得ているのだと思います」とトヨタの一員となった新入生を歓迎した。