自動車ニュース
電気(EV)バス開発へ・堺の息吹き (2/2)
 開発には、南海バスを始め、大阪府立大学EV開発研究施センターや地元の中小企業などが携わる。近畿運輸局にも協力を求める。堺市の仁徳天皇陵は世界遺産の暫定リストにも登録されており、観光施策の他、産業の活性化に貢献することも視野に入れている。(酒井隆堺市環境都市推進室次長談)。
 
 堺市は素材分野に突出した中小企業も多く、自動車修理工場などに開発メンバーに参加してもらうことも検討している。どうやって堺らしさを生かすかを考えている。バス開発に終わるのではなく、観光・産業活性化に重点を置き、開発を進めていきたい(酒井次長談)。