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笑いは百薬の長―刑部英明さん(兵整振淡路支部青年部会)
 地域密着。生まれ育った淡路島で同じ釜の飯を食べてきた仲間や自身が生業とする自動車整備業の仲間と共に地域に貢献しようと時には助け合い様々な活動に取り組んでいる兵整振淡路支部青年部会の刑部英明さん(南あわじ市・刑部モータース)。

 「日ごろからお付き合いのあるお客さんが気軽にお店に来てくれる」刑部さんは笑いながら話す。昔からの常連客が多く、特別な宣伝をすることはないという。

 仕事以外では地元の消防団や祭りにも参加。地元の祭りでは団長を務め、昔から続く伝統行事を盛り上げる為、精力的に活動している。刑部さんは「横のつながり。同じ30〜40代の同業者間の結束を大事にしている」と笑いながら、話す。 

 最近も、同じ青年部の仲間が取り組んでいる事業を宣伝する幟(のぼり)を特注で作り、仲間が街中に青年部会員の片井一雅さん(片井オートーサービス)の似顔絵を描いた幟を立てて回った。

 「つぶし合いをするのではなく、共に助け合い、笑いながら前向きに取り組むのが淡路の良さ」と刑部さんは顔を引き締めた。森田健介さん(森田商会・青年部会副部長)は刑部さんについて、「気持ちが若い。祭りの時の笑顔は最高だった!」と語る。笑いながら、ふざけながら、真面目に。そんな、刑部さんの姿に魅かれ、自然と人が集まってくるのかもしれない。モットーは「笑顔と健康」。