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風舞う丘で総会開催―南あわじ市自動車整備協議会 (2/2)
 大橋建志会長(大橋モータース)は第四号議案の平成23年度事業計画案の中で、業界振興・健全化対策として「整備業界の社会的有用性のアピール」と「防災事業への協力」へ力を注ぐことを提案し、了承された。
  
 ひ と こ と
 南あわじ市自動車整備協議会が総会の会場に選んだホテルニューアワジプラザ淡路島を訪れる際にまず、驚くのは高台に雄大と構える3枚の風車。大地を舞うそよ風をプロペラが受け、回転力で、発電機を動かして運動エネルギーに変換する巨大な風車が来訪者を出迎える(発電能力は2000kW。年間計算で一般家庭の1200世帯分の消費量相当の発電力)。
 
 大鳴門橋を望む丘の上のホテルで開催した懇親会では出席者が旬の幸を堪能。中でも、茶碗蒸しは後味の残るもので、食後に汗が噴き出すほどだった。淡路島は田舎だと言われながらも、四方を海に囲まれ、本州と四国を結ぶ重要な結節点。人々の雰囲気もどこか、外の新しい空気を受け入れる大らかさがある。