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予想を大きく上回る、レガシィにアイサイト搭載―富士重工業 (2/2)
  「東日本大震災直後は報道機関等で年内の生産ラインの回復は困難と騒がれたほどですが、3月末までご注文いただいているものに関しては5月末までの納車に目処がほぼ立ちました。半導体メーカーやカーナビメーカーが震災の打撃を大きく受けています」と東日本大震災の影響を説明した。
   
 
  また昨年の実績について「3年前まで全国のディーラーは赤字でした。統括会社に移行し21年度、22年度は大きく黒字化した。費用を下げれば良くなるわけではなく、守りと攻めを同時に行った結果だと考えます。
  昨年5月にレガシィの全体3割にEyesightを搭載すると目標を発表しました。当初は誰も目標を達成できるとは予想していなかったが、みんなが『これならいける』と力を合わせた結果レガシィの7割にEyesightを搭載することに成功しました」と振り返った。


  さらに、新車開発・発表について「軽自動車をOEMにしたことにより皆さんにはご迷惑をおかけしたと思っていますが、水平対向の技術開発に全力を注いでいます。今の時代そうしないと勝ち残っていけないんです。技術開発に全力を注いでいます。明日あたりにニューヨーク国際自動車ショーでフルモデルチェンジした新型水平対向エンジンを搭載し、燃費を改善させた新型インプレッサが公開されています、それを秋には日本にはいれます」と熱を込めて語り明るいニュースを伝えた。