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『関西の産官学でEVの普及を』、協議会の発足も視野に一歩前進
  自動車新聞社と立命館大学DMLの呼びかけにより、産官学で関西における電気自動車意見交換会の第2回目が立命館大学大阪キャンパスで開かれ、約25名が出席した。

  関西の産官学で電気自動車の普及について意見交換を行う協議会の創設について議論した。

  島津製作所の浜氏は4月27日に発表された電気自動車普及協議会の改造電気自動車に関するガイドラインについて、関西でも周知を行いたいと、提案した。

  また、平井自動車技術安全部長は、ガイドラインの運用方法や経緯を説明した上で、「一度事故が発生すると信頼を失うということもあります。安全が何よりも大事」と訴えた。
 
  さらに、「一年ほど前から関西でも電気自動車について議論する場を設けれないかと構想を練っていたので、今回このような場でみなさんと意見交換が行えて光栄です」と意見交換の場の必要性を強調した。

  その後も、ガイドラインの運用方法やコンバート方法などについて熱心な意見交換を行った。

  最後に、関西で電気自動車の普及について考える協議会の発足に向け、本格的に活動していくことを確認した。