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近畿ハイタク、副会長選出を輪番制に―兵タ協松本会長会見 (2/2) |
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今回松本会長が記者会見を開くこととなったのは、次の背景からだ。5月9日に近畿ハイヤータクシー協議会の正副会長会議が開かれ、会長に大阪タクシー協会会長の藤原悟朗氏が選出され、副会長には京都乗用自動車協会会長の牧村史朗氏と奈良タクシー協会会長の池田誠也氏の両氏が選出された。続いて、全タク連副会長推薦人事を協議し、藤原会長はじめ、牧村・池田両副会長の3名を推薦することとなった。このため13年間会長を務めた松本会長は今期で全タク連と近畿ハイタクの副会長を降りることとなった。 松本会長は「私の次の会長に就任される方が、全タク連の副会長にも就任できるという楽しみを作ってあげたい」と話し、近畿ハイタク副会長の任期や選出方法についてルールを設け、副会長が輪番で担当できるように、定款を変更するよう要望書を提出すると発表した。 松本会長は「全タク連副会長に推薦する近畿の3枠について、近畿ハイタクの正副会長会議で、『大阪は指定席。あとは兵庫と京都から1名、奈良、滋賀、和歌山から1人を割り当てたらどうか』という意見があった」と報告し、他にも輪番制に賛同する意見があると説明した。 また、副会長に就任してからのこれまでを振り返り「これまで13年間歴代の近畿ハイタクの会長に『まっちゃん、まっちゃん』と兄弟のように引っ張ってきていただいた。特に坂本克己氏は、同じ寅年ということもあり、『とらとらとら』で仲良くさせていただいた」と話し、歴代の近畿ブロック会長にかわいがられ、副会長を務めてきた13年間を振り返った。 今後の活動方針について「全タク連の会合出席のために東京へ出向くこともなくなります。兵庫県タクシー協会の会員の皆様のために、神戸阪神間はもとより郡部の会員事業者の元にも直接足を運び、皆様のご意見を伺いたいと計画しております」と話し、原点に立ち返って協会運営を行うことを述べた。 |