自動車ニュース
JAF 第5期特別支援隊は5月末日にて任務を終了
JAF(一般社団法人日本自動車連盟、会長田中節夫)は、東日本大震災で被災した車両の救援活動を行うため、訓練を積んだ全国の隊員を招集して「JAFロードサービス特別支援隊」を編成し、被災地(おもに被害の大きい宮城県・岩手県)に派遣しています。第1期支援隊が3月18日から活動を開始して以後、入れ替わりで延べ150名の隊員が派遣され、これまでに約4200件以上の作業を行っています。現在、被災地では第5期支援隊が活動しています。

震災から2ヶ月余り経過し、被災して動けなくなった車両の移動作業は、5月15日以後、1日平均32件程度に減少しています。JAFでは、緊急性の高い作業が減ってきたことから、第5期支援隊の任務を5月31日までとし、続く第6期支援隊は、規模を縮小した6名体制で引き続き作業に当たることとしています。

また、JAFでは被災地域での地震または津波による車両トラブルについては、無料で救援しておりましたが、この無料扱いを5月31日で終了し、6月1日から通常どおりの取扱いとさせていただくこととしました。道路およびその他交通機関の復旧により、被災地の通行量が増加しています。JAFでは支援に向かう車両を含め、被災地における自動車ユーザーの安全と安心の確保に努めてまいります。