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【ひと】尼崎あきんど倶楽部の若手育成に励む―原岡謙一社長 (2/2)
  それは6年前より会長を務める尼崎あきんど倶楽部の活性化と若手育成だ。尼崎あきんど倶楽部は、平成8年に尼崎商工会議所の呼びかけで結成され、若手経営者が中心となり企業の発展と地域の活性化に貢献する事を目的に設立された異業種交流グループ。近年毎月五名弱の新会員の入会があり、順調に拡大している。会員内で異業種のプロ同士が知恵とつながりをフル活用し、一風変わった観桜会、大相撲尼崎場所、婚活パーティー、子ども向けの語り部とともに呼び古い神社巡る会やせんべいの製造工程や新旧の尼崎の良さを勉強する会をなど企画しており、数あるあきんど倶楽部の中で尼崎は運営が順調であると注目されている。


―原岡氏「尼崎市民には、土着の人間が多く、地元愛の多い経営者がまだまだ多い。私もその一人です。あきんど倶楽部は“地元を活性化し、商売につなげよう”といった商工会議所の中の異業種交流です。15年目となる今年で30代半ばから50代半ばが中心となり20後半〜70代前半までの会員が7委員会に分かれ活動しています。例会は月一回開催し、委員会ごとでは毎月3.5回も集まっています。定例会においても会員らは活発な意見を繰り広げています。

  『会に魅力がなければ会員は離れる』のだと思います。トラック協会の支部運営に関しても同じことが言えると思います。近年では若手の育成に力を入れています。ビジョン委員会をたちあげ、約4年ほど務めた委員長が委員会の幹事になり、30〜40代を委員長に就任させ、運営方法などを指導する仕組みにしました。数年で成し遂げたいことは、“あきんど倶楽部を永遠に続く組織に育て上げる”ことです」と嬉しそうに話す。