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早期点検で修理代を抑制−トラックのエアコン
  夏本番を迎える前に早期のエアコン点検で修理代が抑えられるのだという。

  大型トラック・バス用のリビルト・中古部品を扱う太田備品通商は「昨年の夏は非常に暑く、エアコン消耗も激しく、修理が例年より多かった。去年故障しなかった車は今年故障する可能性が高い」と話す。


  エアコンの構成部品はコンデンサ(圧縮機)、コンプレッサ(凝縮器)、リキッドタンク、エキスバンションバルブ(膨張弁)、マグネットクラッチ、サクションスロットバルブ(STV)、エバポレータ(蒸発器)などからなり、一か所でも故障すれば、その他のパーツまで連鎖的に故障する。早期交換をしていれば数万円で済むものが、10万円以上とかかってしまう場合が多い。
  また、夏にはパーツが欠品することが多く修理に時間もかかることも予想される。
 

  点検が必要なエアコンの症状として、異音、風の出が悪い、冷えが悪い等が挙げられる。

  
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