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石巻中部教習所へトラック2台を寄贈―兵庫県篠山教習所 (2/2)
 津波が襲った3月11日、海岸から約1キロ地点にある石巻中部自動車学校は教習中で、事務所や教室は浸水し、職員や教習生ら80名は救命ボートで救出された。5月20日に業務を再開したが、震災前に復興には前途多難だ。


 全日本指定教習所協会連合会は4月1日に東日本大震災復興支援連絡室を設置し、被災地のニーズ調査を行うとともに、各都道府県の協会を通じて支援可能な車両などについて情報を収集。これまでに19都道府県の教習所から大型バスを含む教習車両など129台の申し入れがあり、67台が被災教習所へ搬送された。兵庫県下での東日本大震災の被災教習所への車両提供ははじめてとなる。


 管理者の永井興喜氏は「現地で少しでも役に立てれば」と話す。