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港湾大学で配車管理システムの勉強会を開く―東神戸協同組合 (2/2)
  同組合は港湾大学と10年前より共同で、実運送の実情に応じたシステム開発に力を入れている。
  今回の講義では「今、出回っている運行管理システムの多くは多機能で高価なため、必要最小限の項目だけが組み込まれた、安価なソフトが欲しい」、「トラックのカーナビは目的地へ正確に誘導できず、いつも正確な位置をチェックした地図をプリントアウトしてドライバーに渡す」との事業者の声を聞き、配車に必要最小限の情報が書き込まれたフリーソフトやその荷物情報に正確な地図(Googleマップを活用)を表示させる方法を井上教授が事業者とともに開発した。
  開発に携わった事業者は既に実用化しており、自社の状況にあった機能を付け加えて使用している。webを使用するため、忙しく動きまわる営業担当者はスマートフォンでも荷物の状況が確認できるなど、好評だ。