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法人移行は一般財団に―兵庫県交通安全協会総会 (2/2)
 中村直正氏(長田交安協会長)が、新常務理事に和田英美氏(事務局)が選任された。

 また公益法人制度改革における移行方針については、非営利型一般財団法人への移行を承認、条件整備が出来たら公益財団法人への移行を目指すとした。理由は公益目的事業比率50%以上の確保が厳しいこと、受託事業で事業継続が不安定、税制面で優遇税制のメリットがないなどを挙げている。この結果、定款も改正決定した。
 
 会議に先だって優良交通安全協会、同婦人部および優良職員表彰が行われた。瀧川会長は受賞者に敬意と感謝を述べた後「交通安全指導教育に努め、効果的な交通安全活動を進めるため、交通安全ボランティア登録制度の導入や交通安全コミュ二ティギャラリーの活用などの施策に取り組んだ。また協会入会対策では協賛店制度の拡充、入院見舞金制度の設置、更新センター内の入会窓口の改善など創意工夫しながらさまざまな施策を講じてきたところです。次に組織運営については新公益法人制度の導入や委託事業に対応するため職員の給与カットや希望退職者の募集、経費削減等を実施、財政立直しを図りました。職員の勤務評定制度を設置、表彰制度の改善も図り、『やる気と充実感』の醸成を図り、気概作りにも専念いたしました。昨年を振り返り、3点申し上げましたが、どれも重要な課題であり職員一丸となって克服していく覚悟です」と挨拶した。