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関心高まる「はっぴーバス」―加西市公共交通活性化協議会 (2/2)
  2月より西在田地区の交通弱者のため地域主導の新たな公共交通として1年間の実証運行を開始したはっぴーバス(運行計画策定=原始人の会、運行=加西親栄自動車、15人コミューター)が9月1日より有償運行するため、その運賃を乗車1回につき250円(中富口乗車は1回と計算)とすることを決定した。
  利用状況は根日女の湯無料入浴券を付けた2月876人、3月995人。終了後は4月531人、5月506人となり、“しかけ”を作れば高齢者が屋外へ出るきっかけとなり、元気になると分かった。
  また、5月14日に開かれたはっぴーバス乗車懇親会では予想を大きく上回る地元住民44名が集まった。女性を中心にはっぴーバスの存続を願う声が上がり、関心の高さがうかがえた。
  加西市の主な移動手段は自動車で、北条鉄道、加西市コミュニティバス、路線バス(神姫バス)、高速バス(西日本JR、神姫バス)、デマンド型公共交通、タクシー(はくろタクシー、北条神姫タクシー、下里タクシー)の役割を分担させる必要がある。