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関西でEVのネットワーキングを拡げる―APEV (1/2)
 APEV関西シンポジウムのパネルディスカッションではモデレーターの八重樫文・立命館大学経営学部准教授のもと、パネラーに久保田秀鴨・近畿運輸局技術安全部長、田嶋信博代表幹事、鈴木孝博・地域コンソーシアム部会長、浜由紀・EVビジネス情報部会リーダー、片山 靖隆・大阪府新エネルギー産業課課長が各の取組みについて説明した。
 久保田氏 国が口を挟みすぎるのは好ましくないが、EVで大きな事故があれば普及の障害となるため、メーカーEVと改造EVの両方の安全基準が必要と考えています。基準や指針の作成には「必要最小限の安全、環境規制を実施」を念頭に進めています。
 また、指針を素早く作ることは世界に対し、技術的に優位な立場を確保し、技術的道筋を示すことで普及を後押しするという意味で重要です。日本が先駆けて作ったEVに関連する基準はほぼそのまま国際基準になっています。