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新社団法人見据え、会費免除と支援金は保留―兵タ協
 兵庫県タクシー協会(松本奈良雄会長)は7月19日理事会を開き、去る6月30日開催の総務委員会で一般社団法人移行に際し公益目的財産額の算定が必要なことから、本年8月〜9月2ヶ月間の一般会計の会費免除と、再度東日本大震災に係る被災タクシー事業者への支援金1千万円を協議した結果、いずれも保留として使途についてはさらに議論を進めたいとした。
 これについて松本会長は記者会見にて「会費免除について当初6カ月間を考えまた東日本大震災の支援については、平成7年の阪神・淡路大震災の際、全国から頂いた義援金の内、現在も災害等対策準備金として1千940万円あり、さらに1千万円の支援を考えた。
今日の理事会で協議の結果、新公益社団法人となって公益的な事業をする必要があり、新たな事業活動からもう少し慎重に進めてはとの意見が多く、本日の理事会で保留となった。総務委員会でよく倹約して頂くことになった」と述べた。