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急速充電器を設置、充電インフラに貢献―大阪陸運協会 (2/2)
 植井繁会長は「大阪府内で普通・軽をあわせて電気自動車が600台となったが、高い価格・短い走行距離がネックとなっている。さらなるインフラ整備を行い安全・安心を確保し、電気自動車の普及につとめたい」と述べた。
 来賓の原喜信近畿運輸局は「低公害車の普及促進に力を入れており、2月15日に大阪府のタクシーが50台を導入し府内のEVは600台となった。EVについて一般にアンケート調査を行った結果、『充電切れの心配がある』との回答が多く、急速充電器のさらなる設置促進が必要と認識している」とあいさつを述べた。
 急速充電器はGSユアサのEVCシリーズを採用し大阪府下で34台目、寝屋川市内で3台目の設置となる。実証実験として平日の8時半から16時半まで無料で開放する。