自動車ニュース
『有償運送許可申請』に基づく研修会 を開催―兵車協とJHR (1/2)
 全日本高速道路レッカー事業協同組合(JHR)は8月30日、兵庫県自動車車体整備協同組合の会員企業を対象に9月1日から研修が受講に必要になった『有償運送許可申請』に基づく研修会を開催する。兵車協会員でJHR会員でもある橘千代告理事(タチバナ自動車株式会社)がJHR本部に働きかけ実現したもの。
 9月1日から、JAFとその指定工場のみに許可されていたロードサービス業務(自家用積載車による有償運送)が一定の条件を確保すればJAF以外でも許可がおりるようになる。
 一定の条件とは国土交通省が指定する5団体(JAF、全日本高速道路レッカー事業協同組合、全国ロードサービス協会、BSサミット事業協同組合、全日本ロータス同友会)が行う研修を受けておりなお且つ、保険金額5000万円以上の損害賠償責任保険契約を締結していることだ。
 この有償運送の許可は1年ごとに更新が必要で、道路上の事故車や故障車を運輸支局管内にある整備工場などへ運送する際、必要となる。
 前記の5団体に所属していない場合、研修修了証、任意保険証書、車検証などの写しを運輸支局に提出しなければならない。この申請作業を行政書士に委託してもよい。
 国土交通省の貨物課によると...