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エコ水陸両用車の製作を通じ、交通運輸を考える―神戸運輸監理部
交通と環境について考える交通エコロジー教室が8月21日、神戸市立青少年科学館で開催され、一般公募で受け付けた兵庫県在住の小学4〜6年生の子供19名とその保護者17名が参加した。

主催は神戸運輸監理部で、異常気象や原発問題に端を発した自然エネルギー問題等、環境への関心の高まりもあることを受け、環境にやさしい交通運輸について理解を深めるのがねらい。

環境講座(講師=神戸大学海事科学部内田誠教授)では環境に対する負荷が少ないため海上輸送に活用され、近年、太陽電池や風力等の自然エネルギーを利用し開発が進む“ふね”について学んだ。

また工作教室(講師=神戸市立青少年科学館サイエンスコーディネーターの齋藤賢之助氏)では充電式ソーラーパネルやペットボトルを利用したエコ水陸両用車の製作を行った。
 
子供たちはソーラー電池の仕組みに興味津々で、保護者とともにはんだ付けなどに取り組み、エコや地球温暖化防止について学んだ。