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地方自治体の実施率は87.2%―公用車の定期点検整備
 国土交通省は公用車の定期点検実施率を調査し、8月26日にその結果を発表した。この調査は今回はじめての取組みで、財政難を抱える地方自治体では実施率5割を切る実態も把握された。国交省は励行を促すとともに、実施率改善につなげるため調査を毎年行うことを検討している。また、来月から始まる自動車点検整備推進運動の強化月間において、公用車の定期点検整備の励行を重点項目として位置付け、呼びかける。

 実施率は次の通り。中央省庁本庁舎が保有する公用車は実施率100%(保有台数656台)。国交省の外局及び地方支分部局は99.2%(保有台数2997台)。地方公共団体については各都道府県にある1市町村の本庁舎が保有する公用車に限定し87.2%(保有台数4776台)となった。