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【EV】上海汽車集団と中国でのEV開発で締結―GM
 ダニエル・アカーソンGM会長兼CEOと上海汽車集団(SAIC) の胡茂源会長は9月20日、上海で次世代電気自動車構造を中国で共同開発する契約を締結した。

 SAICとGMの上海におけるエンジニアリングと設計の合弁事業である PATAC( パン・アジア・テクニカル・オートモーティブ・センター)が、構造の開発センターとしての役割も果たす。両社からの共同チームが車両構造と主要部品の開発においても協力することになる。

 契約は、電気自動車開発におけるGMの専門的技術のほか、SAICの市場についての知識と地元の専門技術と国際的なノウハウを活用するものになる。これにより電気自動車技術の開発における地元の関与と中国で生産された製品が中国で使用されることが可能になる。

 電気自動車構造の開発は、両社による最初の合同事業となる。合意によると、SAICとGM、PATACのエンジニアが、主要部品や車体構造、車両構成の開発を共同で行うことになる。 また、このパートナーシップの結果生まれた車両は、中国で上海GMとSAICのブランドで販売される。SAICとGMは、全世界的なEVの生産に、この車両構造を使用する予定だ。