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輸送の安全確保講習会を開催―兵庫県タクシー協会
 兵庫県タクシー協会(皆見房雄会長代行)は10月25日、神戸市教育会館で「平成23年度輸送の安全確保講習会」を開いた。

 講師に山名生也・神戸運輸監理部兵庫陸運部技術専門官を招き「タクシー事業における事故防止について」と題して講演があった。山名氏は事業用自動車総合安全プラン2009の目標達成のための近畿グリーンナンバーセーフティプラン2009の取り組みとして、全国プラン2009の施策の浸透・定着、法令違反事業者等に対するコンプライアンスの徹底、事故多発者に対する指導徹底、飲酒運転ゼロに向けての指導徹底、高齢者の事故防止対策、IT・新技術の普及促進、点検・整備の確実な実施の推進など7項目について事業者として具体的な取り組みを説明した。

 講演の後、質問事項に答え(整備管理者の1カ月程度の入院中の補助者の日常整備)については、規則からは大丈夫なのだが、入院先から指示が可能か、新たに選任する必要もある。また(運行管理者の長期入院の場合の対応)については新たに雇用が必要。いずれの場合も、整備・運行の管理者が大事だと応答した。
 神戸・阪神地区からの出席者は91名。