自動車ニュース
【EV】2012、第28回AMPAと第2回EV TAIWAN (2/2)
 AMPAは今年で第28回目となり、ドイツや上海に続く世界最大級の見本市として、日本、中国、アメリカ、マレーシア、タイ、シンガポール、韓国などからバイヤーが集まる。2010年の出展者は1011社(2711ブース)、来場者は国内からは約4万2千人、海外からは5千人で、2011年は1057社(2731ブース)、来場者は国内から約4万9千人、海外からは約5千人と年々増えており、来年は1200社(3000ブース)の出展者と国内から5万人、海外からは6千人の来場者を見込んでいる。展示会場の大きさは5万2千平方メーター。

 また、4月12日から15日まで台北世界貿易センター展示ホール1(TWTC Exhibition Hall1)で併設して開かれる第2回台湾国際電気自動車見本市(EV TAIWAN)と第7回台湾国際モーターサイクル見本市も注目だ。台湾は日本の自動車メーカーのオートパーツサプライアーとして長年培ったノウハウと高水準にあるICTの技術を合せて、リチウム電池やバッテリーマネージメントシステムなど国をあげて電気自動車産業に力を入れているからだ。
安価で高品質な台湾製のリチウムバッテリーを採用するメーカーも増えている。その代表例がテスラモータースだ。

 前回は2つの見本市をあわせて235社(648ブース)を出展し、約1万8千人(うち日本、中国、アメリカ、タイ、マレーシア、韓国、インドネシア、シンガポール、オーストラリア、ドイツから約千6百人)のバイヤーが集った。


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