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自動車関係団体長が石津近運局長と懇談 大阪自動車会議所 (2/2)
石津局長は近畿運輸局における施策の現状を業界ごとに紹介。「バスについては、BRT導入の推進や貸切バス事業者安全性評価認定制度を広く利用者にご理解いただけるよう支援していきたい」と強調。タクシーは「供給過剰対策、過度な運賃競争対策などの取り組み、地域計画の検証をしていく」と述べた。
 トラックに関しては「コンプライアンス徹底、適正運賃の収受などの施策を進めるとともに、8月に法制化された運輸事業振興助成交付金制度が適正に運用されるよう働きかけを行っていきたい」と話した。
 また、自動車整備・販売では、ワンストップサービスのさらなる利用促進と未稼働地域における早期導入を挙げるとともに、「先進安全自動車(ASV)の普及促進、リコール制度の確実な実施、不正防止に係る指定自動車整備事業者などに対する指導・監督の強化に努めてまいりたい」と述べた。