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被災地と強い『絆』構築 兵庫県トラック協会青年協議会 (1/2)
 東日本大震災発生から8カ月となった11月11日、兵庫県と宮城県の絆がまたさらに深まった。
 養父保育所保護者会が集めた絵本約800冊と安井義弘さんが作った竹とんぼ約100本、さらには児童からの激励の寄せ書きとビデオレターを、同会長を務める但馬支部の山本洋介部会長の働きかけで、兵庫県トラック協会青年協議会が宮城県石巻市立鹿妻保育所と波渡保育所(園児数合計151名)に届けた。山本氏の次男で養父保育園に通う大馳さんも園児代表で石巻市まで同行した。
 また明石市の(株)大門の中村祐大企画開発室室長は炊飯器を抱えて、仙台市立岡田小学校校長室を訪問した。震災発生直後より従業員と支援金を募った。
 「支援金を送るだけで終わりたくない。こどもたちが喜ぶ顔が見たい。末長く心が通じ合う関係作りが出来ないか」と機会をうかがっていた。初めての試みで、なかなか上手く行かず、今回ようやく実現した。炊飯器は米作りの課外授業に使われる。