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東京モーターショー84万人が来場し閉幕
 11月30日から12月11日まで開催された東京モーターショーが閉幕した。 今回は、24年ぶりに東京に会場を移し前回より37%増の84万2600人が来場した。
 今回は、すべての国内メーカー14社・15ブランド、海外からは21社・25ブランド(乗用・商用・二輪・カロッツェリア)が参加し、国際ショーにふさわしい展示内容となった。ワールドプレミア(世界初の発表)も53 台あり、最先端の製品や技術が多数登場し来場者も注目を集めた。
 また、新たな取り組みである電気自動車のある暮らしを紹介する『SmartMobility City 2011』をはじめ、V2H、V2G関連の出典が相次いだ。 積水ハウスはエネルギーコストがかからない「エナジーフリーな暮らし」をテーマに、太陽電池、燃料電池、蓄電池、EVの4つの電池を活用するスマートハウスを展示した。
 また一方で、来年法改正の動きがある小型の2人乗り電気自動車が多く出展した。 
 豊田車体は、原付4輪枠の小型EV『コムスコンセプト』を発表した。フル充電の時間を約5時間にまで短縮し、航続距離は最大50キロまで伸ばした。
 縄岡社長はトヨタが掲げるEV分野の一翼を担うものと位置付けていると期待を寄せた。来年夏の発売を予定している。