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石津近運局長と団体長懇談会 兵庫県自動車関係団体 (1/2)
 兵庫県自動車関係団体連絡会は11月30日、兵庫県自動車整備会館で石津緒・近畿運輸局長と関係団体長懇談会を開催した。 懇談に先だって当番幹事の兵庫県トラック協会の福永征秀会長は「石津局長は私どもが大打撃を受けた阪神・淡路大震災の3カ月後に近畿運輸局自動車部長として就任され復旧・復興に大変なご尽力を頂いたことに記憶を新たにするところです。この度のご着任は、自動車関連事業を熟知され、また近畿の事情に詳しい局長の着任で心強い限りです」と歓迎の挨拶をした。
 これを受けて石津局長は東日本大震災、台風12号の被害に見舞を述べた後「まず安全、安心の確保が第一課題。安全マネイジメント評価制度の定着、内容の充実に取り組む。バス事業では公共交通の確保、サービス向上について柔軟に支援したい。貸切バスの安全性評価制度のPRと旨年に努める。タクシーは特措法が施行されているが、供給過剰と過度な運賃競争について取り組み、又地域協議会実施の検証も進めたい。 トラックはコンプライアンスの徹底、パートナー会議での適切な取引の推進がある。運輸助成交付金は8月に立法したが適切な施行を要請した。自動車整備・販売については、OSS(ワンストップサービス)の導入、安全な自動車(ASV)の普及、リコール制の確立や整備の不正がないよう指導したい。今日は色々とお話を聞き持ち帰りたい」と挨拶した。 
 続いて各団体長から現況や要望があった。
 以下は主な発言要旨。