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金融経済概況、据え置き―日銀神戸支店
 日本銀行神戸支店が2月3日に発表した兵庫県内の金融経済概況で、「景気は持ち直しの動きに一服感が窺われる」とし、前回の景気判断を据え置いた。

 最終需要動向は、個人消費が「一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては緩やかに持ち直している」と指摘。乗用車新車登録台数(軽自動車含む)は、自動車メーカーからの供給制約の解消が進んでいるほか、新車投入効果もあって前年比23・1%と、3か月連続で前年を上回った。

 輸出入は、神戸港からの輸出金額が2か月ぶりに前年を下回って2・8%減となり、「輸出はやや弱含んでいる」とした。地域別にみると、アジア向けが減少。品目別では電気機器などが減少した。輸入金額は14か月連続で前年を上回る4・7%増となった。