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車椅子14台を寄贈 大阪陸運協会
大阪陸運協会(植井繁会長)は3月16日、兵庫県社会福祉協議会(県社協)を通じて県内の7病院に車椅子14台を寄贈した。
 大阪陸運協会では社会貢献事業の一環として、昭和47年から交通遺児の支援活動を継続している。昨年度からは、交通事故などで車椅子生活を余儀なくされた人らを後押しするため、車椅子寄贈をスタート。昨年度は大阪府内
の15病院に対し、15台の車椅子を贈っている。
 神戸市中央区の県社協で行われた贈呈式には植井会長のほか、県立総合リハビリテーションセンターの吉田裕明所長や県社協の武田政義会長らが出席。植井会長が「今後も社会福祉のための活動を続けていきたい」とあいさつし、吉田所長に目録を手渡した。
 吉田所長は「地域リハビリテーションの現場では脳卒中や高次脳機能障害の方が増えている。医療リハを終えて在宅復帰するまでの過程で、車椅子は移動を支える大切なツールになる。様々な場面で活用させていただきたい」と謝辞を述べた。一方、武田会長から植井会長に感謝状が贈られた。